BTO(Build To Order/ビルド・トゥ・オーダー)とは、注文を受けてから組み立てる「受注生産方式」のパソコン販売のことである。
あらかじめ用意されたベースモデルに対し、CPUグレード、メモリ容量、SSD容量、GPU有無などを選んでカスタマイズし、メーカー側で組立・動作確認したうえで配送される仕組み。国内の代表的なBTOメーカーはマウスコンピューター・ドスパラ・パソコン工房・サイコム・FRONTIER など。Dell、HP、Lenovo の直販サイトもBTOスタイルで構成カスタマイズができる。
家電量販店の既製パソコンが量産モデルを大量在庫で売る方式であるのに対し、BTOは自分の用途に必要なパーツだけを選べる。そのため同じ予算でも、核心パーツ(CPU・GPU・SSD)に予算を集中できる。
既製品・BTO・自作の対応表
| 比較項目 | 既製品(量販店モデル) | BTO | 自作 |
|---|---|---|---|
| カスタム範囲 | 量産モデルを大量在庫で販売し、構成は固定 | CPUグレード・メモリ容量・SSD容量・GPU有無を選択。マザーボードと電源は固定で選択肢が少ないことが多い | ケース・マザーボード・電源まで自分で選べる |
| 納期 | 店頭で即日持ち帰れる | 注文から発送まで5〜14日。即納モデルは1〜3日 | パーツを単品で買い集めてから組み立てる |
| 価格 | 型番不明の中堅パーツが混じることもある | 同等スペックなら一般的に量販店モデルより安い | OSライセンス・電源ユニット・ケースを個別に買うと割高になりがち |
| 保証・サポート | 完成品を店頭在庫から購入する | 標準1年保証、追加料金で3〜5年保証。問い合わせ先はメーカーに一本化 | 不具合時にマザーボード・電源・GPUのどこが原因かを自分で切り分ける |
表の納期日数と保証年数は、BTO各社が注文ページに提示する標準的な範囲である。メーカーと構成によって変わるため、注文前に各ショップの構成ページで確認する。
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BTOパソコンを買うときの判断基準と、主要ショップごとの違いは次の記事にまとめている。
